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3_プロローグその3/自作PCの方向に決めた理由

当たり前のことだが、ここ数年のパソコンとCPUの進化はすさまじいものがあった。
私はなるべくその事実から目を逸らしてきた。ただし、使用する用途の関係上、PC-9821V200SZCのパワーアップは行ってきた。例えば、「シールをはがしてこのボードを抜いてはいけません」を無視して3Dボードを差し替えたり、NECから「使用不能/保障外」とアナウンスされているUSBポートを使用したりしていた。もちろん、時には相性が悪く「玉砕」したこともあった。
そんな風に、もともと保障外のパワーアップはやってきていたし、「対応機種がどうのこうの」と悩む場面はメーカーからのアナウンスより、むしろNETの世界の個人ベースの情報の方が信憑性と実績があったりした。
自作PCを行うための前提条件は「何事も自己の責任において行う」であるが、これは私自身についてはあまりたいした問題ではなかった。さらに、私の中には「PCはもともとオモチャ。壊れて当たり前」というスタンスが昔から今でも根底にあった(とは言ってもあんまりトラブルが多いと困るんですが)。だから、トラブルに対応できる状況が最低限確保されていれば問題なかった。
(ちなみに、今回は、SCSI周りがおかしくなってきたところから端を発していて、バックアップの要のMOやCD-Rが使用できないことが実は大きな要因となっていた。結局、現時点での回避策はSCSIからMOやCD-Rをはずすこと(使用不能)が最良策だったため、まずい状態はひきずったままであった)

PC-9821V200SZCもそうであったが、今のパソコンは余計な機能やおまけソフトが多すぎる場合がほとんどである。または逆に肝心な部分で拡張の面において制限されている場合も少なくない。
これは、私にとって実は昔から気に入らないことであった。
PC-9821V200SZCの場合は、空きスロットの少なさや競合(IRQなど)でかなり悩まされた。
今のパソコンは、モデム、サウンド、グラフィック、LANインターフェイスがオンボードになってるケースが多いので、このあたりが自作PCだったら、必要最低限な構成で自由に行えるところが魅力だった。
そして、いつか、避けられないパワーアップやメンテナンスが出てきたとき、自作PCはかなり自由度が期待できるのではないか?

そういうわけで、自作PCの方向に決めた理由は以下である。

  • もともと、自作PCを行うための前提条件「何事も自己の責任において行う」はすでに行ってきたことで、新PCを購入しても多かれ少なかれ「自己責任の避けられないパワーアップ」はいつかは起こる。
  • 自作であれば、余計な機能やおまけソフトの削除やその他の対処に煩わされなくてすむ。
  • パワーアップやメンテナンスの際、比較的容易に対処でき、コストも軽減するのでは?(相場や中古の出物などをにらみながなら対応可能?)

2001/3/2

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