DIY > 低コスト本棚

5_実際の作業状況--4

前項までに基礎的な部材の作成と穴あけが終了し、いよいよ現場で基礎部分の組み立てを行ないます。
その中で、「棚板だけはすでに完成品」なのですが、
棚板についての記述を忘れていたため、以下記述します。

棚板は以下の画像のように2つのダボで接続しています。

強度的な部分で不安が残りましたが、実際に組み立てて一番重い雑誌群を棚いっぱいに載せたところ、
何の問題も起きませんでした。頑丈です。8ミリダボは横からの力にかなり有効なのかも知れません。
ちなみに載せた雑誌は、
厚さ1cmで21×26cmの雑誌75冊で、私でもとても持つことの出来ない相当な重さになります。
ダボの接地間隔は端から18cmのところで必要であれば1~3本増やそうかと覚悟していたのですが。幸いなことに杞憂でした。

ちなみに、ダボの穴あけ治具は正確に板のの真中に正確に、しかも垂直に穴あけができるため、板の組み合わせの工夫次第で多少の板の曲がりが矯正できます。

3)基礎部分を設置現場で組み立てと調整

恥ずかしながら、私が利用する木材はいつも2級以下だと思われます。
実際に「2級」とスタンプインクされているものもありました。
これはおそらく、「まっすぐでない」とか「節が多い」とか、ということなのかもしれません。
私はこれまでの木工DIYで、このあたりをかなり思い知らされてきたので、多少の曲がりなどの誤差は、クランプなどで力ずくで矯正対応してきた経緯があります。

しかしながら、今回はあまり誤差が許されない本棚なので、基本的な部分は現場合わせできちんとやらなければならないと認識していました。

通常は本体を作成し、それに合わせて棚板を作成するのが「王道」なのかも知れませんが、
私の場合は、まず、棚板をきちんと均等なものに作り上げてから本体をそれに合わせた形にする、
とういうことにしました。
つまり、棚はランダムに自由設定されなければならないので、そこを重視することが今回の重要ポイントと思われたからです。

しかしながら、下の画像は仮に組み立てている所ですが、組み立て済の棚板をあてがっていません(笑)。
実はこの時、棚板はダボで接続後、接着剤が乾くまでクランプ固定していたため、棚板に組み立てる前のまっすぐな板をガイドにしています。

頭の部分と足の部分をしっかり確認して、コースレッドをネジ込んでいきます。
大事な大事な注意点は横柱の基本部分の接続は、端の部分から約9ミリのところでネジ留めをするので、必ず下穴あけが必須です。
これは、最初の検証段階ですでに気がついていたことです。下穴があいていないとほとんど確実に板が割れて泣くことになるでしょう。

幸いなことに、この時点でABS樹脂の接着に対応した襲撃に強い接着剤を入手し、「垂直穴あけ器具」が復活していたのでスムーズに対処することが出来ました。
ちなみにこの器具、はっきり言って高い(5000円程度)ですが型落ち品(旧型)は半額でした。もちろん私はこれを以前、半額以下で入手しました(笑)。違いはドリルビットのワンタッチ対応だけのような気がします。。。。
あと、余談ですが、垂直専用の穴あけ機器(ドリル機能標準装備)があります。これも安いのは5000円ほどであるようなので考え方によってはこちらのほうが、ぐーんとお得かもしれませんね。

下の画像は基本部分の完成と設置です。
背中側の横板2本は1×2材です。転倒防止のためコースレッド4本を壁にねじ込みました。

次は
「実際の使用について、と今後について」
です。

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2006/03/11(土) 21:02:09
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