2_1.第二段階の目標

1999年7月30日(金)の一次完成以降、約2年が経過しようとしていた。
単純な作りであったが、「バーベキュー大会」をやったり「洗濯干場」になったり、「工具台(デッキの端)」に使ったり、とそれなりに満足して使用していた。
ただ、以下の3点は、家族からの強い要望があったにもかかわらず、中々踏み切れない手付かずの状況があった。

@床下点口の設置。
A屋根の設置(雨対策)。
B強い西日対策。

@の「床下点検穴」についてはそろそろ、結論めいたものが見えてきていたが、不精な性格のため単純に行わなかっただけのことである(おかげで、落ちたものが結構溜まってますけどね)が、ABについては、ウッドデッキのみならず、他の環境面にも大きな影響を及ぼす要素が多々あった。
結局、@についての部分にも大きな影響が少なからずあるため、ABのプランを優先的に進めて、その後の状況を見定めて@を行うこととした。


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2001/5/10

2_2.図面イメージ

以下が大まかな今回目標の図面イメージである。

赤が今回目標の「屋根」「バーゴラ(ゲート)」である。
「青い点」は柱で、ウッドデッキの部分は現状使用の柱を屋根用の柱にすげ替えることになる。
本当は、ウッドデッキ全体を屋根でカバーしたいところだが、予算と体力の関係上、約半分強の大きさにとどめることとした。

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2001/5/20

2_3.材料の調達

今回の大まかな必要資材の内容は以下の通りだった。

資材 数量 単価 金額
@ 4×4 10フィート(ウエスタンレッドシダー材) 10 3,980 39,800
A 4×8 10フィート(ウエスタンレッドシダー材) 4 1,880 7,520
B 4×6 10フィート(ウエスタンレッドシダー材) 3 1,680 5,040
C 4×4 10フィート(ウエスタンレッドシダー材) 10 1,480 14,800
D 波板 650×4000(ワイヤー入りこげ茶半透明) 5 2,000 10,000
合計 77,160

これらの資材を自宅から車で片道1時間を軽く越えるところに位置するホームセンターで調達した。
当時そのホームセンターではラッキーなことに決算処分セールを行っており、通常よりも安い価格で購入できた。

問題は、この資材をどうやって自宅まで運ぶかだった。
幸いにして、購入先のホームセンターでは「無料の軽トラック貸し出し」を行っていた。
原則は、1時間程度の貸し出しであったが、なんと4時間の貸し出しを認めてもらい、その上ガソリン代も無料だった。この、徹底したサービスぶりは驚くべき部分で、非常に助かった。
下の画像が利用した軽トラックである。

私は貸し出しトラックの予約の日程を押さえ、身軽なバイクでホームセンターに出向き資材を運んだ。
注意しなければならないのは、
「資材のトラックへの固定」と「運搬時の高さ」
である。
いずれの場合も、ヘタすると大事故の危険性が伴うので,あらかじめ押さえておいたほうがよいだろう。
私の場合でも、かなりの風圧を資材が受けて、運転自体にも支障が出るほどだった。
ちなみに私の場合、ネット上でロープの結び方を押さえておいた(もう忘れてしまいましたけどね)。

もうひとつ、注意点として付け加えるべきは、
できれば、「補助の人を考慮するべき」なのかもしれない。
荷物を積込むにしろ、下ろすにしろ、一人仕事はやはりつらい。
まして、私の場合距離があったので半日作業となった。
(とは言っても、いつも一人仕事なんですけどね)

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2001/06/01

2_4.柱の挿げ替え

今回の場合、基本的に新たに土台作りを行う必要がなかった。
これは、とても喜ばしいことだった。
「ウッドデッキ製作1次」で紹介したように、土台作りの作業はとてもツライのだ
下の画像は、柱を挿げ替えた様子。

作業は順調に進むかと思われたが、
発生した問題がひとつあった。
それは、コースレッドや金具に利用したネジを抜く場合、ねじヤマをつぶしたり、途中でネジが切れてしまった場合の対応だった。
このことは、実は以前から少なからず直面していた問題であった。
私は、比較的非力なためにドリルドライバーの押さえが甘く、
金具の取付けに使うステンレスネジのヤマをつぶすことが時々あった。

この場合の対応として、最初は普通のペンチを使用していた。
しかし、相当な力が要るし、スリップしやすかった。
ミスが発生するごとに余計な体力と時間を費やさねばならなかった。
ひどい場合には、30分以上もねじヤマのつぶれたネジと格闘することもあった。

どうしたものかと悩んでいたある日、
比較的近辺にあるホームセンターでクランプとペンチの合体したようなものを見つけた。

左の画像の器具がそれである。
実は恥ずかしながら、名称を知らない。ついホームセンターで確認するのを忘れた。
この器具は、レバーのお尻のところの調節ネジで締付けの強さを調整し、後はペンチと同じように対象物をはさむ仕組みになっている。
そして、いったん対象物をはさみ込むと、内側の補助レバーを操作しないかぎり対象物をしっかりはさんだままという代物だ。
その後、この器具は私にとってなくてはならない存在となった。

柱と床の枠どりは以下の画像のように行った。
まず、丸ノコで切れ込みを約2cm間隔で入れて、一気にハンマーで叩き割り、後はハンドサンダーなどで整えると言う方法だ。
この方法は、ネット上で広く行われているようだ。

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2001/06/10

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