ど素人おじさんの報告書 > バイクのユーザー車検
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10_車検場での手順・注意点など_その4

今回は予想外の「リアブレーキライト」の不具合で引っかかってしまいました。
やはり、「最低限の工具など携帯しておくこと」はかなり重要なことだと再認識させられました。
また、「点検記録簿」にしたがって自分のバイクのメンテナンス部分をある程度知っておかなければなりません。もちろん、自分で出来るかできないかは別としてどの部分にどういうものが存在して機能しているのかは知っておくことが必要です。

また、標準装備されている工具では対応できない場合がありますので、それなりの工具をそろえておく必要があります。

今回の不具合は、検査中にフットブレーキを踏んだとき「リアブレーキライト」がつきっぱなしになってしまったという不具合でした。私のバイクの場合、「リアブレーキライト」はワイヤーで調節するようになっています。幸いにしてこのワイヤーは車検のために購入後10年の今回の車検で始めて交換したものでしたので、「サビ」などによるワイヤー劣化ではなく。リアブレーキのパットの調整後の影響によるものと推測されました。以前に同一の経験があり、単純なワイヤーの調節で回避できるものと想定できました。私のバイクは、軽くちょっとリアブレーキのペダルを踏んだだけで点灯するように調整していたので、手順としては「遊びの範囲」を大きくするだけでよいはずでした。

1)携帯の工具で調整する。

下の画像のように、私のバイクのリアブレーキの調節部分は「金属カバー」が被せられています。
それらは4つの「六角レンチを必要とする特殊ネジ」で固定されています。

そのために、以前から以下のような工具を購入して携帯していました。
私のバイクにはサイズの違う「六角レンチを必要とする特殊ネジ」が何ヶ所かあります。

カバーを明けるとスプリングに接続された、ワイヤーがあります。

あとはナットの部分を回して、遊びの間隔幅を調節します。
満足行く調節が完了したらあとは金属カバーを被せて終了です。
時間にして約10分程度でした。

再びラインに戻り、合格した所は「青信号」に従って進み、検査書類を検査官に渡して、
目視検査(車検時の同一性の確認、外観検査)を行なってもらい合格しました。

ここで、全ての検査は終了になります。

※地域によってはこの目視検査(車検時の同一性の確認、外観検査)の段階の前後で、
「排気ガスの検査」や「騒音検査」があるようです。

2)ユーザー車検の終了

検査ラインで必要項目が全て合格となれば、検査官が「自動車検査票」の「最終合格印」の欄に合格印を押してくれます。そのあと検査が全て終了したことを告げられ窓口に行って最後の手続きをするように指示されます。
検査の窓口では次の書類を提出します。と大げさに描いてしまいますが検査前の受付手続き後のままの書類があれば問題ないのですが、念のため以下になります。

1)自動車検査票(印紙を貼ったもの)
2)車検証
3)重量税納付書(印紙を貼ったもの)
4)継続検査申請書

この時、実は受付手続きのとき「戸惑ったカード(紙の切れ端:付箋みたいなもの)」が活躍します。手続きした人は全て「戸惑ったカード(紙の切れ端:付箋みたいなもの)」で名前を呼ばれることになります。

しばらくすると、有効期間の更新された「車検証」と「検査標証」
(下図:有効期限の書かれたステッカー)を渡されます。

これで、ユーザー車検は実質全て終了です。

しかし、確認は必要です。ここでそのまま帰ってしまって万が一「車検証」に間違いがあった場合、その状態が「正」となり、後日「変更手続き」ということになってしまいます。

それから、私の場合ステッカーは「車検場」で貼ってしまいます。無くしたらたいへんですからね(笑)。
だから、私は必ず「ラベルはがし剤」と「ヘラ」を必ず持参していきます。

最後に、
もし、不合格になった項目が、その日に修理・対応が出来ない場合、後日検査を受け直すことになります。その場合、不合格になった項目だけの検査となります。その場合、既存の書類はそのままで使えますが、検査登録印紙(1,400円)は再度購入しなければなりません。

これで「ユーザー車検」のレポートは完結です。ここまで読んでくださいましてありがとうございました。
また、補足事項や変更事項がありましたら、都度更新させていただきます。


2005/4/11 (月) 23:38:27

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