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10_車検場での手順・注意点など_その3

さていよいよ鬼門の「ヘッドライトの光軸検査」でしたが、
初めて、一発で通過してしまいました。

この「ヘッドライトの光軸検査」については、いつも車検場最寄の「テスター屋さん」にお世話になっていたいたので、やや拍子抜けでした。
ちなみに、私の場合は車検場最寄の「テスター屋さん」での「ヘッドライトの光軸調整の費用」は
500円でした(2002年2月)。他の地域と比べてかなり「安価」と思われます。

しかし今回は、別の部分で引っかかってしまいました。
やはり、「最低限の工具など携帯しておくこと」はかなり重要なことだと再認識させられました。

1)光軸検査のレーン位置に進む。

下の画像のように、手前の白い横線が「ブレーキ」と「スピードメータ」のエリアでしたが、
奥の「白横線」が「ヘッドライトの光軸検査」の位置になります。
指示に従って「ヘッドライトを中心にセット」するとタイヤが自動的に挟み込まれます。

※くれぐれも間違いやすいのですが、「タイヤの中心のセット」ではありません。あくまでも「ヘッドライトの中心のセット」です。

ヘッドライトの検査は、基本的には「上向き」のみの検査ですが、地域によっては下向き検査も行なう場合があるようです。私の地域では「上向き」のみの検査でした。
注意しなければならないのは、この「ヘッドライトのセット」が意外と難しいのです。
正しい高軸の設定をしていても、ズレてしまいやすいのです。
また、デュアル(2灯式)ヘッドライトの場合は、片側ずつの検査になりますので検査していない方のライトは指示に従って、備品の「ダンボール?」で光が漏れないようにします(していました)。

位置が決まったら、エンジンはかけたままでライトはハイビーム(上向き)「ニュートラル」で指示を待ちます。
ハイビームにして待つ
で工業用ロボットのようなものが左から出てきます。
バイクの正面で上下左右に小刻みに揺れながら光軸・光量チェックして、時折停止したりします。
ヘッドライト「○」
というメッセージが電光掲示板に出ると合格です。

ヘッドライト「×」
なってしまった場合、もう一度だけ検査が行なわれます。
それでもだめだった場合、検査官が「高軸が左下にずれている」などと「原因」を教えてくれます。

※地域によっては、一切教えてくれない場合があるようです。

不幸にして不合格になった場合、次のステップ(目視検査)にそのまま進まなければなりません。
再検査にて不合格だったステップのみ受けることが出来ます。

不合格になるパターンは以下があげられます。

1_高軸のズレ
2_光量不足
3_光量過剰

などです。


一番多く不合格になるパターンはやはり「高軸のズレ」です。
「光量過剰」に関しては交換の際に適合以上の「バルブ」をつけてしまわないように気をつけなければなりません。
「光量不足」に関しては過去一度だけ「不合格」になったパターンを目撃したことがあります。
ちなみに「光量不足」に関しては現在のバイクが10年を越えてしまっていますが、今回も合格してしまいました。いつまで合格してしまうのかそろそろ考えなければならない時期にきているのかもしれません。また、「光量不足」に関してはレーサーレプリカタイプなど、ライトのレンズカバーの素材が「アクリル」などのプラスチック系の場合「経年劣化」の「クモリ」での影響も考慮しておいたほうが良いと思われます。

※2007年4月12日追記
今回はもやはり、ヘッドライトの検査で不合格でした。

原因は光量不足ということでした。半分以下ということです。ライトの角度はOKということです。
15000ルクス以上必要なのですが7000ルクスしかないということでした。
現状所有のバイクはすでに10年以上となりますが、ヘッドライトのバルブは1回も交換した事がありませんでした。やはり経年劣化かなと思いつつ近くのテスター屋さん行きました。
すると、実際は光量は十分で、ライトの左右の光軸はOKなのですが、上向きすぎるというのが原因でした。光量は余裕で16000以上はあるようでした。
この原因は、先日の転倒によるヘッドライトのボディー部分の交換修理によるもので、ライトが上向すぎただけでした。

ということは、車検の光軸検査は「向き」に関しては「左右」しかチェックしていないということになります。これは「新発見」ですね。これからは、左右の調整だけを基本に気をつければいいということになりますが。。。。どうなんでしょう?

2)目視検査・その他(車検時の同一性の確認、外観検査)

ヘッドライトの検査のゾーンをを渡りきったところで、一旦エンジンを切って待ちます。

検査官の方がハンマーでタイヤをたたいたり、「ギアの山」や「タイヤの溝」などの減り具合などチェックしていきます。
一通り終わると、今度はエンジンをかけて、「ニュートラル」の状態で「ブレーキ」「方向指示器」「ホーン」のチェックを行ないます。

※地域によってはこのステップで排気のテストを行なう場合があるようです。

通常はここまで来ると楽勝のはずで、あとはステッカーをもらうだけになるのですが、
今回は何と「リアブレーキライト」の不具合で引っかかってしまいました。

悲しい気持ちでレーンを去りました。

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追記2007/4/12 (木) 23:38:44

カスタムバイクの基礎知識―イチから覚えるバイクとカスタム
ロードライダー編集部


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